相続への想い | 山梨・甲府相続遺言相談センター
司法書士になってさまざまなご相談を受けてきました。
その中で一番切実に感じてきたことは、法律の知識がないばかりに受ける不利益がいかに大きいかということ。
「相続」についてもそれはあてはまります。
人が相続の問題に遭遇するのは、一生のうち何回もあることではありません。
一般的に言って、親が亡くなったときと、自分が亡くなるときの2回でしょうか。
親が亡くなったときに相続の手続で大変な思いをしたので、自分の時にはそうならないようにしておきたい。
そう言って相談に来られる方がけっこういらっしゃいます。
相続というと人が亡くなるときのことなので、人は積極的にそのことを考えたくないのかもしれません。
特に日本の場合は、古くは家督相続という制度があったので、考えなくてもすんでいたという背景もあるようです。
しかし、時代も法律も変わりました。
相続をめぐる争いやトラブルは、思いがけず身近に潜んでいます。
また、平成27年からは、それほど資産家でなくても相続税がかかるようになりました。
税金の面からも、相続の問題を避けて通れなくなってきています。
このような時代にあって、円満な相続を実現するにはどうしたらいいでしょうか。
これから迎える相続であれば、積極的に十分な準備をしましょう。
また、相続が起こってしまった後であっても、できる対策はいろいろあります。
思い切って専門家に相談してみると、難しく思えることも整理がついて次のステップに進むことができるものです。
家族の絆であるはずの相続が、なぜ争いごとの代名詞になってしまったのでしょうか。
相続をきっかけに家族がいがみ合う、経済的に大変な状況になる、故人のことを顧みる余裕もないなんていうことは大変悲しいことです。
お金だけでなく幸せも相続されていく、そんな相続であればいいなと思います。
専門的な知識を使って円満な相続のお手伝いをする、それが当事務所の仕事です。
幸せな相続を一つでも増やすため、日々努力しています。